DSK3の事後報告

「あそべるおもちゃ」をレゴで作るおっさんブログ

【特別編】レゴでつるっとかわいいパワードスーツ"EGG GUY"をつくろう!【タマゴ野郎】

ごぶさたしてます

お疲れ様です。DSK3です

前回の記事からまたまた期間が開いてしまいましたね。(今回は2年ぶりか…)

 

いっぽう「X(旧ツイッター)」の方では精力的に作品投稿しています

ブログの方で上げていないロボや、変形ロボなどもこちらにアップし続けておりますので興味あればフォローお願いします!

(昔ブログで紹介した変形ロボも、かなり今向けにブラッシュアップされてびっくりするかも)

 

しつこく調整を繰り返していていつまでも決定版にならないということもあり、ブログでは紹介しそびれているのですが

いつかこちらでもまとめてご紹介できればと

 

ということで

毎度恒例の「更新ご無沙汰企画」

フィグ乗りロボ「EGG GUY(エッグ・ガイ」の組み方紹介です。

 

【Egg Guyとは…】

コンセプトは「レトロSF的なシルエットのかっこかわいいロボ」

 

作業・建設・戦闘など多目的な用途に使用できる

人間一体が乗り込んで操縦するパワードスーツです

 

レゴ作品の構造面としては

多少無理に動かしてもパーツが取れたりしない

比較的堅牢なつくりを踏まえて作成しています(アンテナ部除く)

可動面は今回は控えめ(デザイン重視)ですが、必要最低限のポージングをする分にはじゅうぶんかと

 

また、構造自体が「コクピットブロックに直接手足がついたフォルム」となっているので、このコクピット部分を流用して大型のロボットの操縦席などにも流用できます

 

今回ご紹介するのは標準タイプのB型(BASIC)型となります

 

【ご注意】

・本ページで紹介した組み方を使用した作品をネット上で公開したい場合は、作者名「DSK3」と本記事のURLを添えるようお願いいたします。(原作者がたどれる情報)

 

・本ページでの組み方を部分的に使用して、いきなりカスタム…となると

本来の缶製品の構造意図(なぜこのような構造になっているのか)が理解できない(伝わらない)ままとなり作者としてはすこーしだけ悔しい気持ちがありますので、一度組み方通りに組んでみた後にカスタムいただくことを推奨いたします。

この組み方紹介のまま作成いただいてもじゅうぶん楽しんでいただけるよう、完成度を担保したつもりではありますのでー ^^

 

【使用するパーツ】

こちらが今回の全パーツです

最近はいろいろな形状のパーツがリリースされていますね

僕自身も十分には追いかけられていません

(追いかけられていないばかりか、最近は使用する色をグレー系にのみに抑えている始末です…)

自身のスタイルとしてあまり特殊な形状のパーツを使うことはしないようにしているので、どのロボをつくるにしても大体同じようなパーツ構成です

 

【腕部】

同じものを2つ作成します

今回はコストを重視して、基本形の手指が無い多目的射出ユニットのついたアームをチョイス

多目的ロボットの体なので射出用ユニットにも銃にも見立てられるぼんやりしたデザインです

 

(写真の見方)

※写真は上から下に向かって見てください

完成するとこんな感じ

構造はあえて簡単にしてあります

 

【脚部】

今回はかわいさ重視のロボということもあり、

あらかじめ「重心を落として屈んでいるような”はじめから膝が曲がっている”」見た目の足です

かっこいいロボの場合はまっすぐスラっとした脚をつくりがちですが、

今回はあくまでかわいいロボなので、素立ちの状態でもキャラクター性が出るようこのようになっていますよ

 

(写真の見方)

※2列にわたる場合は、まず左の列を上→下へと縦に見てから、次に右の列を上から見る形でお願いします

写真は左脚となります。右脚を組むときは太もも部分の向きを逆に作成してください

(ポイント)

前の方でも触れましたが、今回はあらかじめ膝が曲がった状態がデフォルトになります

足首部分のボールジョイントは、いったん写真に倣った角度で取り付けておいてください

(ポイント!)

かかと部分のカーブスロープは、足首部分のプレート2枚が外れないよう固定する役目があります

ポッチだけでなくパーツの組む向きの違いで他のパーツを支える強度の出し方は他のビルドでも役に立ちますねー

太腿にスロープタイル×2をはめたら完成です!

 

【胴体1/3(屋根部分)】

いよいよ胴体部分です

このロボットのコアになる部分となり、見た目に反してなかなかに複雑なつくりをしているので、「屋根部分・屋根の受け部分・シャーシ部分」の3つに分けてご紹介します

 

※2列にわたる場合は、まず左の列を上→下へと縦に見てから、次に右の列を上から見る形でお願いします

(ポイント!)

今回屋根の開閉部分には屋根を閉じたときに屋根が浮いてパタパタしないよう

カチカチ関節がついたヒンジのプレートパーツを使っています。

このカチカチ部分のギザギザの目の数は、時期によって違いがあるようなのですが、今回はギザギザの目が粗い方を使用しています。この方が屋根蓋を閉じたときにかっちり行くのでお勧めです。

目が粗いプレートの方は屋根を閉じたときにすこしあそびができてしまうので、もしカチカチパーツが無ければスムースヒンジを選択するのもよいでしょう

 

【胴体2/3(屋根の受け部分)】

(ポイント)

1×1のプレートを2枚重ねるところは、最近はプレートが2枚かなさった厚みのパーツも出てきているので、そちらを使用しても大丈夫です、

ここまで出来たら屋根部分と組み合わせます。


これで上半分の完成です!あとひといき1

 

【胴体3/3(シャーシ部分)】

パイトットが乗り組むシート部分と脚関節のジョイント部分をうけもつブロックです

※2列にわたる場合は、まず左の列を上→下へと縦に見てから、次に右の列を上から見る形でお願いします

まずは背中部分をつくっていきます。

ビルドの強度を担保する部分なのでしっかりとした造りをめざしています

 

この辺すこし強度がたよりないと感じるかもしれませんが

最終的にはすべてのパーツ同士が支えあうことで強度がでてくるので

手順を信じて進めてください!

 

あと少しです!

 

シャーシ部分の完成です!

 

屋根部分&屋根の受け部分を合体したものと、シャーシ部分をヒンジ関節のジョイントで組合わせます

 

胴体部分の完成です!

次は腕部と脚部をポールジョイントとボール受けでそれぞれ組み合わせていきます

 

ここまでできたでしょうか?

この作品ではモビルスーツなどのようなすらっとしたかっこよさは求めていないので

ボディはやや前かがみで腕もだらりと垂らしたような

ちからの抜けた姿勢がこのロボには適していますw

 

【パイロットの乗せ方】

ミニフィグを写真の姿勢のようにして胴体内の窪みに入れます

腕の曲げ方によって頭までしっかり入らない場合があるので、もしうまく入らない場合は調整してみてください


フィグが入ったら屋根を閉じて完成ですが、下記2点はご注意を!

①頭部分が大きかったり、一部がせり出していたりする頭部だと屋根がきちんと閉まらない場合があります。

丸型のヘルメットやボリュームの少ない髪のパーツのフィグ推奨です

②ヘルメットのバイザーをあげた状態で屋根を閉じると、パーツ同士が干渉して閉まらなかったり、バイザーが破損する場合があるので、きちんと目元までおろしてから屋根を閉じてください

 

【完成!さあ遊ぼう!】


これでEGG GUY(エッグ・ガイ)の完成です。

パーツのつけ忘れはないでしょうか?

(背面写真に我が家の猫の毛がついてますが、こちらは不要ですw)

 

問題なければあとは遊ぶだけ!

さあいくぜ!タマゴ野郎どもっ!!

おーっ!!

古き良きSFロボットの趣もあるので、

歩きポーズなどの自然なアクションも様になります

 

撃て撃てーっ!こっちくるなっ!!ww

 

時には休息も必要よね・・・

 

【ハンドパーツ換装】

肘から先を手指有のマニュピレーターに換装するとまた別の味わいが

武器も持たせられます


ポージングの表情が豊かになりますね

 

【S型】

今回ご紹介したBタイプよりも屋根部分がガバッと開くS型もあります

シャーシの構造とルーフのジョイント部分がB型とまったく異なります

こちらは説明が複雑なので今回は紹介を見送りました

 

【過去のEGGシリーズナンバーとコラボ】

S型のボディとEGG Ver.5の腕足をつけて最適化したもの

アクション性が抜群でこれはこれでよいものですね

(もし好評でしたら、完成度をあげたものをいずれ紹介するかも)



 

※EGG Ver.5は過去のブログ記事で組み方紹介しておりますので、興味のある方はこちらもどうぞ

ロボットのサイズの小ささと完成度は過去一です

 

【たくさん作って遊ぶのだ】

単体で遊ぶよりも複数体そろうと、別の楽しみが見いだせると思います




 

 

以上で今回の記事はおしまいです

皆さんの作品をネット上で見かける機会を楽しみにしております

(X:旧ツイッターでメンションしていただいても問題ないですよー)

それではまた!