第43章:ロックポイントを探して
お疲れ様です。DSK3です。












1ヶ月ぶりのご無沙汰です。
最近は仕事が忙しくて、ほとんどといっていいほどレゴできていません。
アイデアは頭の中にあるんですけど、家にいる時間自体が減ってしまったので、
形にできないのがもどかしいというか…。
(なので、ある方に頼まれている案件も停止中です。本当に申し訳ございません。)
でも、おかげさまでまた久しぶりに仕事が面白いと感じる時期を過ごさせてもらっているので、しばらくはレゴは小休止かな?と思っている今日この頃でございます。
とはいえ、
自分で遊べる丈夫なおもちゃをレゴで作る!というコンセプトで制作をしている恩恵といいますか、
毎日何かしらの過去作を仕事カバンに忍ばせて持ち運んではデスクトップの横に置いたりして、
仕事の息抜きにカチャカチャ変形させたりはしているんで、
完全にレゴから離れているわけではないんですけどねw
(そしてこういうときに、ああ、丈夫に作っておいてよかったと思うのです。)
▪︎気になっていたあのロボをなんとかしてあげたくて
そんな中、カバンに入れていると変形時の保持力の甘さゆえ、移動後に取り出したときに形態が保持できずグシャッとなっている様がなんとも微妙でちょっともやもやしている作品があったので、このお休みを使ってちょっと手直ししてみました。


レゴ小型可変戦闘機blitzです。
以前ブログの方で作り方公開をさせていただいた期間がありましたが、現在は公開終了となっている作品ですね。
世界各地から喜びの声をいただいたこの作品なんですが、一点だけ「ジェット形態の脚部の保持が甘い」という弱点がありました。
そちらをワンアイデアで一気に解決します!

脚部のふくらはぎにクリッププレートを仕込んで、腕部のT字バーの出っ張りと噛ませることでジェット形態の保持が段違いに向上しました。
(ロックポイントを合わせるために、肘のT字バーによる接続を若干浅めに調整するなどの微調整が必要ですが、改修後の遊びやすさに比べたらそれほど気にする問題ではないかなと)

ついでの調整ですが、ふくらはぎの形状を若干いじりました。
ジェット形態時の首ジョイントと密着接触させ変形時のガイドにすることで、
今までよりジェット形態時のぐらつきを防止することに成功しています。
なぜ今まで気がつかなかった…!?
やっぱりレゴに限らず言えることですが、作品を一度寝かしてみるって大事ですよね。

外見上大きな違いはないものの、以前のような若干デリケートな扱いをする必要なしにガッシリと形態を保持できるようになりました。以前にも増してブンドドしまくりです!(やっているところは見られたくない)

今までロックポイントに使っていた主翼前の円筒形のディテールも引き続き使用します。

また作り方記事を復刻してほしい!という声を多く頂くのですが、最近は多忙で家の掃除もままならないので、やるとしても随分先のことになりそうですね…。

ロボットモードでも。
今回は頭のアンテナが無いバージョンです。そもそもレゴの有形ブロックが苦手で、不必要にそういったブロックを含めたく無いというのもあります。我ながら面倒臭い性格だなあw

ちょい横から。今回の改修は基本的には頭部と脚部(ヒザ下)のみ。
ボトムヘビーになってますが、元々推進系のパーツが集中している部分ではありますので、まっいいかーという感じですね。

現物を見てもらうまでなかなか信じてもらえない相変わらずの手のひらサイズで、2形態間の変形ギミックとソコソコの可動性能を持ったブツでございます。
今回の改修を行っても、可動性能はそのまんま。

海外では可動性に難ありというレビューが多いのですが、ここまで動けば上出来なんじゃないかなあ…。いや、感想いただけるのは嬉しいんですけどね。
ポージングは素体の構造理解とアングルの工夫でなんとでもなるというのが持論でして、
個人的には可動性より丈夫さの方が重要と感じている相変わらずのおもちゃ脳でございますw

今回は以上です。
更新を滞らせないために、過去作品の調整記事でネタ稼ぎしちゃったというのもありますが、
実は一応、小型可変戦闘機の次弾がアイデアレベルで進行中でして、
今回はその個人的ケツ叩き、もといモチベーションアップの意味もあり取り上げさせていただいた次第です。
それではまた!