第40章(後編・完結編):先週の彼はボツ~これが最先端のつま先デカい系男子だッ!
こんばんは。DSK3です。
6月に入り、今年ももう半分を過ぎようとしているのですね。
早い…早いよ!
今回の記事は、前回ご紹介したミニ変形ロボの完成編となります。
これからしばらくレゴ活はお預けモードになりそうな予感ですのでちょっとだけ気合入りました。
それでは本編をどうぞ!
■男子三日会わざれば括目して見よ
という言葉がありますが、レゴの作品もまた似た点がありますね。
一度完成したと思っても、考えれば考えるほどよりよい方法が見つかって、
時間をかけた分だけどんどん手を加えて成長できてしまう。
(実際には作者本人が成長しているのかもしれませんが…)
先週完成したと思っていたこの「男子」も、数日経ってさらにより良い姿に生まれ変わりました。
※まず、前回の姿を見ておきたい!という方はこちらから
前回のステーションワゴン型ロボですが、小さいサイズだったというのをいいことに拳周りの造形などいろいろ妥協していたことは事実。
運転席まわりがカクカクしていたのを解決できないので「じゃあワゴンってことで」と逃げてしまっていたのも事実。
結果として、結局そこのところが我慢できなくて作り直したわけなんですが。
…本当は前回もこういうのが作りたかったんです。
今回は自信をもって「スポーツタイプの軽自動車」ということにさせていただきます。
外見的にはフロント周りと運転席周りの造形に変化を加えただけなのですが、それでも前回のブツとくらべると見違えるほど「車」していると思います。
なにげに今まで作った車の変形モノのなかでも一番きっちりと車の体をなしているような気も…。
あと、前回の記事では「構成しているパーツの一部が白・黒・グレーしかないから他の色では作れない」と妥協していた部分も、それらの必須パーツを避けることで赤でも作成できるようになりました。
※ちなみに車体後部の屋根にある2つのでっぱりは、取り付けなくても大丈夫ですが強度を一定以上に保つためあえて装着しています。あまり目立たないので。
そして同型の色違いバージョンも作成。
細かいこと言うと、屋根部分にパトランプを追加するために若干組み方が異なるのですが、これをもってミニパトということにさせていただきましょう。
欲をいうと、もうちょっと白部分の面積が多いのが理想なのですが、変形機構の都合上のパーツ分割や強度との関係などもあってこの辺が無難なところです。
それにしても配色を変えるだけで結構変わるもんですね。
大きさはこんな感じ。
変形モデルでありながら手のひらに2つも載っちゃいます。
ビークルで並べてみました。
実はまだレゴで非変形の車モデルを作ったことはないのですが、今回のは普通に車単体でもイイ線言っているのではないかと思います。
今回の変形機構は車の前から後ろまでを真中からガバッと開く方式なのですが、左右のボディはきちんとジョイントでつながっているためばらけません。
でも今回、ジョイントの合わせ目の確認をしないであわてて写真を撮ったので、ちょっと車体真ん中の分割線が目立っちゃってますね。あわわ。
(本当はもっと目立たないようになります。)
では変形させていきます。基本的には前回のものと変わりませんが、車体のどの部分がどれだけ体中に分散されるのか、その割合が違います。
運転席部分のジョイントを外して、車体前部と後部を分けます。車体の前半分がまるごと脚部になります。
車体の屋根を構成していた部分を左右に展開し、腕部に。
同じく車体前部も左右に分割⇒脛部・足首から下をそれぞれ回転させ脚部にします。
⇒腰部を展開&頭部を展開して変形完了!
ロボットモードです。
ベースカラーが赤になって、キャラクター性が備わった感じがします。
また、前回のバージョンでごまかしていた「手の拳」部分も、クリップではありますがそれらしい情報をつけることができました。
また細かい改良ではありますが、かかとが大きくなったので自立性がアップしています。
頭部の形状も以前より丸みを感じるような感じに。その中でも後頭部をとがらせることで造形にメリハリをつけているつもりです。レゴロボの頭部は作るの難しいですよねえ。
ミニパトのほうも変形させてみました。
これはこれでよいですね。
股間部分に桜の大門的なディテールが来ちゃってますが気にしない方向で。
本当は胸部分を黒くして桜の大門を配置するのが王道!だと思うのですが、ビークルモードのカラーリングを考えると、胸部分は白くせざるを得ませんでした。
これが変形モノの難しいところですね。
ロボットモードを手のひらに載せてみた。
手足がギュッと詰まったビークルモードが、ロボットモードでビャーッと展開されるわけなので、ビークルに対してロボのほうが見た目大きめになります。
ビークルモードとロボットモードをお互い入れ替えっこ。
近場にあったミニフィグと。
「実際の生活の場に居そうなロボ」と考えた場合、理想的な身長差ですね^^
ビークルモードでミニフィグと。
これでフィグが乗り込めれば文句なしなのですが、変形と強度・スタイリングとスペース確保、いずれの能力も未熟なのでまだまだ未達。
それでもいずれは…!と考えていますけどね^^。
■なんだかんだでかなりお気に入りの一品になりました。
さて、いかがだったでしょうか。
いやあ、もう前回のバージョンには戻れないなあ…。いっそのこと前回の記事をなかったことにしちゃいたい気分ですが。(こういうときに限っていっぱい写真撮っちゃうんですよね…。)今回可動についての説明は省略しちゃいましたので、それらについては前回の記事をお読みいただければと。
そんなこんなで
2回にわたって「いつもの四輪系変形ロボより小さいモブツ」を作ってきたわけなんですが、いままでサイズを統一することに縛られ悩まされてきたこともあって、久々に大きさにこだわらず自由に組めたことが純粋に一番楽しかったなあと思いました。
なんにしても、
必要最小限のコストで小さくてもしっかりとしたおもちゃを作れることが作品満足度的にもお財布的wにもベストですから、またいいアイデアが思いついたらこのサイズにチャレンジしてみようかと思います。
【後日追加】






以上、写真追加でした。