第34章:春から新生活の僕が、新型フィグ乗りロボを作り始めた件
こんにちは。DSK3です。
2月、3月はいろいろとありまして記事更新が1回ずつと回数が少なかったのですが、またぼちぼちとペースを上げていこうと思います。
それにしても、最近になってまたまた海外ビルダーさんの心無い復元行為に頭を抱えていたりでモチベーションが上がらない…。
(カテゴリーを言語別に作ったりしてわかりやすくしているはずではあるのですが。まあ関係ないんだろうな…)
発信しなきゃ広まらないし、広まったらそれはそれでトラブルは起きる。
かといってリスクを恐れて発信しなければ前進はできない。
アイデアを発信する側と受信する側とでは
「アイデアの価値の重さ軽さ」に対する考え方について
とてつもない隔たりがあるのだなあ…と痛感してます。
そして私はできればこれからもずっと前者側でありたいと思う今日この頃なのです。
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■プロジェクトの明確化を…。
ここ2年、うちのブログでは
レゴのフィグ乗りロボシリーズとして「EGG」という大きなラインが走っていたわけなのですが、そろそろ別のラインも立ち上げようかなと思っております。
日本語のブログですから、海外の方がページに翻訳機能をかけたところでブログに書かれた意図が完全に伝わるわけはなく、
このため、海外ではうちのブログの作品がすべて「EGGシリーズ」でまとめられてしまうことがしばしばあるようなのです。
そういった紛らわしさ回避のためにも、これからは明確にプロジェクトを分けていかねばなあと思った次第です。(なので、できればこの記事の中にもEGGという文字を書きたくないw)
■歩く棺桶、歩くロッカー
今まではミニフィグを「座らせて格納する」ロボを多く作っていたわけなのですが、今回は「立ったまま乗る」タイプのロボをご紹介します。
「フィグの姿勢が変わるだけじゃん。」と言われそうですが、これがまた違った考え方を要求されるわけでして…。
サイズを問わないのであれば何でもつくれると思うのですが、コンパクトにまとめるとなるとまた話は別です。
無駄が嫌いな私としては、あくまで「フィグのサイズにフィットしたロボ」にこだわろうと思います。
これが新しいフィグ乗りロボの試作タイプ「TACHINORI(仮名)」です。
ちょうど棺桶(coffin)やロッカー(locker)の胴体に手足がついたような見た目なので、そういったストレートな名前にしてもいいんですが、もうちょっと寝かしておいても良いかなーということで今のところは仮名で。
立ち乗りとなれば当然フィグを縦長の状態で乗り込ませることになるので、
おのずとロボットのスタイリングが縦長になります。
身長が増してしまうのは仕方ないと割り切って、そのかわりヒザの可動を仕込んだりと従来のミニサイズフィグ乗りロボより可動面に融通が利くようになってます。
縦長になったぶん、逆に前後の厚みが減っています。
この試作タイプの厚みは4ポッチ分ありますが、実はそのうちの2ポッチは、おなかと背中側のディテール作りに使って(盛って)います。なのでフィグを格納するのに必要な厚みは2ポッチしか必要ありません。
ただ、レゴのミニフィグは頭だけが前後左右に大きくなってますので、ここをうまく箱の中に閉じ込めなければならないというのが一番の悩みポイントです。
フィグの乗り込ませ方はこんな感じです。
胴体を真中からパカッと割って、その隙間にフィグを突っ込むという格好になります。
このフィグの乗り込ませ方を見て、以前からうちのブログを読んでいただいている方はお気づきかとは思いますが、今回のロボは別の記事でベースとなるロボをご紹介しています(薄すぎる○○○などで)。
そのロボの発展型をあえて別ラインで進めていこうと思った次第です。
(わざわざ別のラインに分けたということがどういうことかは、わかる人だけわかってくれればよいです。いかに私の心の闇が深いか…)
過去記事で紹介した時は、フィグの頭まで胴体に収めるところまでは考えていませんでしたから、この格納問題については少し考える時間が必要でしたね。
立ち乗りのほうがパワードスーツ感が増しますね。
おなかの曲線やフィグの顔がちらっと見えるところは、あくまで私の好みです^^。
私はスタイリッシュでカッコいいロボというより、コミカルな感じのロボが好きなので、顔のデザインはこんな感じになりました。
ずんぐりむっくりの西洋の甲冑騎士というかなんというかw
バイザーから2つの目がのぞいている…というところも好きです。(このデザイン、ちょっと前記事の変形忍者ロボでも使っていますねw)
腕の組み方は、今までに紹介したいくつかのロボと同じものです。
もともと汎用性の高い組み方を目指していますから、新しいデザインにもすぐ転用できるのは良いことです。
腕が流用ですから、武器も使いまわしです。使いやすいのだから仕方がない。
上腕の長さを一ポッチ分伸ばしたので、わりと腕の可動が優秀です。
腕を胸の真ん前に持ってこれるというのは結構大きいですね。
そして今回はヒザ可動が入りましたので、ポージング付けもさらに楽しめるようになっています。
胡坐も可能です。このロボの間抜けな感じのキャラクター性にマッチしてますね^^。
足首の関節可動が柔軟なので、片足立ちも難なくできます。
そういえばうちのブログではめっきり使わなくなったなあ、ボールジョイント。
接地性能は良いほうだと思います。
ヒザは90度以上曲がりますので、片膝をついたりもできます。構造上、横方向への開脚があまりできないタイプなのでこれは結構重要な要素ですね。
ヒザ可動と脚部のひねりなど、脚部の総合的な可動を利用すれば、このように大きく股を開いているように見せることが可能。今回の個人的ベストショットです。
何気に今まで作ったフィグ乗りロボのなかでも一番のお気に入りになったかもしれません。なにより総合的なバランスの良さが気に入ってます。一言で言ってしまえば、いままでのいいとこどりですからね。
さて今回は以上です。
ここまで見ていただきありがとうございます。
試作とは言いましたが、かなり完成形に近いものができてしまったかもしれません。
反響次第ではインスト公開なども検討できるかと思いますので、
気に入っていただけましたらブックマークなどよろしくお願いいたします。
それではまた。