【EGG2期外伝5】春休みレゴロボ記事2本立て!「薄すぎるEGG」&「EGG、野性に返る」の巻
おつかれさまです。DSK3です。
・・・懐が寒い・・・。
12月から3月にかけて、イベントやお返しなどが多いですからね。
毎年この時期は財政面が大変です。
というわけで、出費をしたい思いを紛らわすためにこの3連休も創作にいそしむのでした。
さて、今回はEGGモノの新作を2点ほどご紹介。
EGGって何?という方はこちらへ。(作り方や派生バージョンなどのご紹介)
■"EGG_Season2" - 記事一覧 - DSK3の事後報告
エッグはVer.1とVer.2が存在するのですが、原作者としては後発のVer,2をオススメします。
■(1本目)「かつてないほどに”薄い”EGG」登場!!
マンネリといわれようがなんといわれようが、日々の細かなバージョンアップは続けております。いまさら自分のスタイルは変えられませんしね。
その積み重ねがたまーに成果を生むことがあるのです。
そんななかで生まれた今回のEGGは、今後のEGG規格の基準となる可能性を秘めています(たぶん)。
これが新しいEGGです。正式な名前は考えていないので、スリムまたはVer.3とでもしておきましょう。
正面から見ると、いままでのEGGと大差がないように見えるでしょう。・・・が
横から見るとこの薄さ!・・・驚きの白さ、もとい薄さです。
腕を取ってちゃんと確認。
これでもボディの曲面表現のために、タイル2枚分余分に厚みがありますから、実際はもっと薄くできますよ。
これ、どうやってフィグを乗り込ませてるの?と思われそうですね。
タネはこうなっております。
はい。今回のEGGは「立ち載り」になっております。
キャノピーの開閉を「立った状態のフィグを前後から挟み込む」方式にする事で、コンパクトにフィグを収納できるようになっています。
Ver.2(右)と比較。
フィグの乗り込み方が座りから立ちに変化した事で、厚みがなくなっている感じですね。
その分縦に少し伸びましたがw
以前ご紹介したEGGアーマー(左)と。
かなりスペースと厚みをもてあましていたかがわかると思います。
左のEGGもデザインに愛嬌がありますので、これはこれで好きですけどもw
フィグのヘルメットを付け替えて・・・
こんな感じでフルフェイスにすると、露出した頭のフォローになるかもしれませんねw
腕と脚は従来のEGGVer.2規格なので、可動などについては変わりません。
でも今までのEGGの身長では腕の長さをもてあましていた感があるので、このくらいの背の高さのほうが丁度良いのかもです。
いままでのEGGより
さらにフィグの四肢の延長上にロボの手足が伸びてる感じがアップしましたね。
似たもの同士勢ぞろい。
変形EGG グラディエーターと。コンセプトが異なる2体ですが、それぞれの良さがあると思います。
さて、いかがだったでしょうか?
実際に手に取ると、従来のEGG以上にまとまりが感じられるかもしれません。
こちらも作り方公開したほうがいいのかな?
■2本目:そして、EGGは野性に返る!
フィグ載りロボの小さめのものをと、チマチマやっていたらこんなものができてしまった・・・。
名づけて「EGG APE」です。
ゴリラやオランウータンなどの類人猿を想起させる大きな腕と顔がトレードマークですw
EGGとは名ばかりのフォルムになっちゃってますが、
EGG規格のフレームを流用したフィグ載りモデルなので、シリーズのバリエーションとしてお迎えしたくw
正面から。やはり空いたままの口が気になりますかね♪
個人的にツボりました。
あと拳を大きく末端肥大にして、類人猿感をアップさせておりますw
よこから。
類人猿らしい猫背スタイルがお気に入りです。
乗り込んでいるフィグは、猿におんぶされている感じに見えますね。
ヒザの可動はありませんが、あらかじめヒザを曲げたように組んでいるので、アニマル感は十分感じられると思います。
このサイズですし、ムダに可動箇所が多くてももてあますだけですしねw
後ろから。
ヒンジプレートの可動部の位置から、どのようにコクピットの開閉を行っているかが読み取れると思います。
また、今回は肘関節と股関節にボールジョイントを使用していますよ。
全ての関節をボールジョイントにすることもできますが、
やはりT字バーのほうが使い慣れているのもありますので、適材適所でうまく使い分けていこうかなあと思っております。
フィグはこんな感じで乗り込んでいます。
前述したとおり、EGGVer.2の胴体フレームをそのまま使っています。胴体の前方に延長してAPE部分を付け足していったという言い方が正しいかもしれません。
そもそもEGGは、フィグ載りモデルに難儀するポイントである「頭の収納スペースの確保」をハナからオミットしているプロジェクトですので、その分いろいろバリエーションが作りやすいです。
コクピットの開閉はこんな感じです。従来のものと同様、フィグは座って乗り込みます。収納する際には、APEのボディ内部に腕と脚を突っ込む感じですね。
このAPEのボディフレームは、いろいろなタイプに使いまわせそうです。
コックピットが前のめりになっちゃうのがアレですが、あまり気にしていませんw
というのも、このモデル、ポージングがやたら楽しいのでw
それではアクション!
「ウガァーッ!!バナナよこせー!!」
この開いたいたままの口が、キャラクター造形に良い意味で影響を与えていますw
ぐがあーっ!!
新規造形の掌の組み方もも良い感じです。
胸の前で両拳をガツン!とできます。
この顔、どこかで見たような・・・と思ったら、
ビデオゲーム「メタルスラッグ」のプレイヤーキャラに似ているんですなw
股関節に仕込んだボールジョイントの恩恵で、接地については申し分ないです。
上半身が大きめの体型バランスですが、片足立ちも問題ありません。
この大きさで、ポージングがこれだけ楽しいのは初めてかも!
さて、いかがだったでしょうか?
あるいみEGGとしてはイレギュラーな感も否めませんが、個人的にはかなりお気に入りのモデルとなりました。
今回ご紹介した2体、実は変形モノの新作製作中の息抜きに作ったものだったのですが(なかなかに難航しておりまして)、これはこれで思いがけない発見などがあり、有意義な作品になったかと思います。
それではまた。
今回のAPEは、これよりもコンパクトです♪