第17章:ふたたび色を得た戦士!:レゴ変形カーロボカラー版を事後報告
おつかれさまです。DSK3です。
暑いですねー。皆さま体調を崩さずに過ごしておられますでしょうか?
…まあ年がら年中体調崩しているボクに言われたくはないでしょうが…
ボクはいえば、本日も会社で仕事中でございます。
今回は、復活記事一弾として
以前から試行錯誤を重ねて調整してきた
変形カーロボットのカラー版(!)をご紹介
ちょっとまえに完結!!を宣言していたにもかかわらず、
更に全体の完成度を上げた、まさしく決定版となっています。
それではどうぞ!
■2015年2月18日追記 さらに改良しました!
第31章:今年もやりますアップデート!!~レゴ完全変形カーロボット2015改良版 - DSK3の事後報告
※…と息巻いたのはいいのですが、
会社の昼休み一時間であわてて撮影⇒記事まとめまでを行ったので
いろいろ写真撮影で残念な点があります…ご勘弁ください。
(せっかく撮影ブースなどを自宅に揃えたにもかかわらず
相変わらず会社で撮影なんて悲しすぎる…)
作った自分が言うのもなんですが、
色がついたらついたで一気にかっこよくなった!
カラーリングについては、
黄色ベースとかオレンジベースなどいろいろテストしたのですが、
やはり最後は定番の赤で落ち着きました。
途中はもっと黄色やら青やらが入り混じっていたのですが、
必要最小限の色数におとしこみました。
もともとグレーバージョンの段階から
カラーリングについても想定して組んでいたので、
色分けするからここは組み直さないと…というところは
殆どありませんでした。
カーモードです。
このモデルは、過去の記事を読んでいただくとわかるように
3年前から試行錯誤を続けてノウハウを積み上げてきました。
今回はその総決算として、
過去のバージョンでよかった部分を再び採用したりもしています。
カーモードフロント部分のウェッジプレートの使い方などは
初代カーロボで使っていた組み方です。
あと、組み方を再構築したので、
以前の記事のバージョンからボンネットの厚みがさらに減りました。
薄さは正義!!
おかげでカーモードの見た目印象が、
まるまる⇒スッキリになっているかと思います。
シルエットを引き締めるために
ビークルの後部と底面部分にブラックを配置しています。
何気に高級感が出ていい感じになったと思います。
ビークルモードの大きさ。
最近発売されたスマホ(タブレットじゃないよ)と同じくらいです。
小さくまとまっています。
フロント。
横幅は6幅+タイヤです。
サイドビュー。
できるだけコンパクトにまとめてみました。
もっと分割線などが目立たないように…などは心がけていましたが
可動系ロボットと変形ビークルの間のバランスをとるうえでは
このくらいのディテールが精いっぱいです。
個人的にガワ余りや、あまりゴテゴテしたフォルムは好きではないので、
ロボットモード時にはビークルモードのボディ部が分散配置されるように
設計されています。
リアビュー。
このモデル伝統のトランク開閉ギミックは健在。
運転席のドアが開かないのにトランクは開くんだ…という突っ込みはナシでw
変形用関節も兼ねていますのでw
あらかじめカラーリング実験用に作成したグレーバージョンと一緒に。
グレーもグレーで味がありますねえ。
ちなみに余談ですが、ボンネット空いている2か所の空洞について、
これは「インテーク」ということで解釈してます。
たかだかパネル1枚分のくぼみなのですが、
変形機構の都合でここはこうならざるを得ないという…。
さて変形手順です。
今まで何回もご紹介していますが、
今回は一部変形箇所が追加になったので改めて掲載。
手順⑤の部分(タイヤを胴体内に収納)が新変形部分ですね。
ロボットモードです。
ボク的にもこの型は長い付き合いですが、
やっと男前にしてやれたという感じがします。
黒白赤のカッコイイ系ロボの王道カラーリングです。
タイヤが胴体内に収納されたことで、
ボディのシルエットがさらにスリムになっています。
あと、前回までのバージョンでは
ウエストが細すぎるなあというのも気になっていたので、
腹部にディテールを追加しています。
滅多に見せない背中から。
胴体内に前輪が完全に収納されているのがわかると思います。
前回までは「背中に回すだけ」だけだったので、シルエットが太くなっていました。
可動はこんな感じです。
手首や腰も可動しますし、足首可動で接地力もありますので、
フィギュアとしての最低限のスペックは備えているかと思います。
そこそこ動いてくれますね。
可動に影響ないような各部パーツ配置をしているので、
こんなポーズも取れますよ^^
胸部が車のボンネットなので、
アオリ視点からのショットはちょっと苦手w
胸ライオンならぬ、
胸ボンネット系トランスフォーマーの宿命ですね。
ロボットモードの大きさ。
500mlのペットボトルと比較するとこんなくらいです。
一時は封印していた手首可動を復活させたので
いろいろポージングにも表情がつけられそうです。
ビークル・ロボットモード同時撮影
パーツが無いので赤タイプを2台作るのはちょっとムリ。
色が変われば別キャラ…とはよく言ったものです。
レッドのほうが熱血の主人公キャラ。
グレー版のほうが冷静なキャラという印象を受けますねー。
今回カラー版を作成して、
やっぱ色があるといいなあというのは再確認したのですが、
逆にグレー版の良さも再認識しました。
色が無いことが一定の基準になって
冷静に形状やディテールだけで良し悪しを判断できるんですよね。
今度は逆のパターンで。
いやあ、今回の赤ビークルカッコイイなあと、作った自分がほれぼれ。
この赤黒の組み合わせに濃いグレーの組み合わせが渋いですよね。
ちなみに3年前にカラーを割り当てたバージョンがこれです。
これはこれで大好きなのですが、
どちらかといえばロボのプロポーション重視に作っていたので
ビークルへのシワよせが大きいのと、
レゴを始めた当時の作品という事もアリ、
色々無茶な組み方をしていたのもあるので
今見ると「ああ…イマイチ…」と思うところが多いです。
現在のバージョンは、この当時のものに比べると
ロボットモードのヒロイックさが確実に減ったのは否めませんが、
それ以上に
両形態のバランスと可動性・そしてガシガシ遊べる強度
つまり「全体の安定感」をコンセプトに
調整を加えたものなので、個人的には満足です。
というわけでいかがだったでしょう?
ボクがレゴを始めた動機のほとんどは
「レゴで満足ゆく車変形ロボが作りたい」
というものだったので、
実はこれで目標を達成してしまったんですよね…。
これ以外にも色々ほかの作品を発表したりしてましたが、
このモデルに技術をフィードバックするための実験という意味合いが大きかったですし…。
以降もレゴ自体は続けていこうとは思いますが、
早く次のテーマを見つけなくてはなあと思います。
…ハッ!!変形カーロボット軍団結成計画…!?w
…それではまた!
【2013/08/21加筆】
ちょっとだけ調整してみました(全然終わってないやん…)
改修点は下記の通り
・ビークルフロントのディテール追加
・運転席側面のパーツの合いを修正。
・ロボモードの太ももの色を白⇒グレーに修正(落ち着いた感じに)
・ロボ時エルボーパットのディテール変更
・おまけで自作のフェイスパーツをつけてみた。
(1×1ポチスロに割れたレゴパーツで鼻口をつけて銀色を噴いたもの
正規品じゃないですw)