第3章:さいきんの成果物について事後報告(レゴロボ変形もの特集)
ご無沙汰しています。DSK3です。
かれこれ3か月ぶりの更新ですか、また日が空いたものだなあと。
期間をあけずに心機一転更新するつもりが、
またまた不言実行でした。申し訳ございません。
自分にプレッシャーをかけるのもアレなので、
マイペースにやっていこうかなと思います。
長いこと更新がありませんでしたが、
細々とレゴの作品作りは進めていました。
今回はその報告と一部作品紹介をしようかと思います。
どういうわけか記事大盛りですので、
気長にお付き合いくださいませ。
特に③については「どうしたの?DSK3」といわんばかりに
丁寧解説をしてますが、
特に心身に異常ありませんので、どうか心配しないでください。
①レゴ完全変形コンボイ司令官
前回の記事からさらに手を加えまして、
なんと「ビークル時の頭の収納」に成功しました!
(厳密にはビークルの天面の凹凸を減らして面一にすることに成功しただけで、
頭部自体は視認できてしまうおさめ方なのですが…たいした進歩!)
上の写真はビークルモードになってませんので、
その真意は定かではありませんが…。
twitterのほうではちょこちょこアップしていたのですが、
今度また写真を取り直して本ブログにて公開するつもりです。
のんびり待て!
②前回の最後にちょこっと触れた件。
「5つの小型ビークルが変形合体するロボ」を作成途中でしたが、
試作は既に完成しております。(コチラもtwitter先出になっちゃいましたが…)
ちなみに写真は完成品ではありません。ここからさらに手を加えています。
過去に作った合体ロボ(↓リンクからどうぞ)の焼き直し版になりますが、
色々バージョンアップしてますので、こちらもいつか紹介します。
http://d.hatena.ne.jp/daisukesan/20110815/1313388710
(旧ブログに飛びます。)
公開に踏み切れないのは、希少なパーツを使いまくっているので
色が新灰(グレーは特殊なパーツが出やすい)一色なんですよね。
5つのビークルそれぞれを別カラーで再現できたら公開しようかと思っていたのですが、
なかなかグレー以外のカラーでその希少パーツが発売されないため、
パーツがそろわず、ペンディング…。
しびれがきれたらこちらも公開するつもりでおります。
記事ストックということで。
気長に詳細を待て!
③変形カーロボバージョンアップ
さて、こちらが今回の紹介アイテムでございます。
過去ブログで紹介した(↓リンクからどうぞ)
http://d.hatena.ne.jp/daisukesan/20120219/1329635202
完全変形カーロボを
下記コンセプトのもとに調整しました。
●なるべく構成パーツの総数を減らす。
●なるべく手に入りやすい構成パーツに差し替える。
●変形手順のストレスをなくす。
●ノンストレスの可動
要はいつかレゴCUSOOなんかに出して商品化してみたいなあってことなんですが…(遠い夢ですが)。
そのための商品レベルのクオリティを目指したいなあと思っております。
いままでちょこちょこtwitterで調整過程写真を小出しにしていましたが、
今回紹介する写真は初出のものになりますよ。
差し替えなしでビークルモード~ロボットモードへの変形をこなします。
ほぼすべてのパーツに比較的安価と思われる
新灰と新濃灰を使用しています。
(挿し色で白と赤が2、3か所入っています。)
ネットでパーツをバラ買いした場合、「だいたい」平均3000~4000円くらいで作成できるかと(ホビーショップ・デジラさんを利用した場合の参考価格。常に値段は変動しますのでその限りではありません。)
外装のタイル(つるっとしたプレート状のもの)を使用しなければ
さらに安価になりますね。
ネットでは大きさが把握できないので、よく大きさを聞かれるのですが、
ビークルモードの大きさとしては、新型PSPを2つ重ねたくらいの厚みと幅になります。
やはり小型にギミックを落とし込めてこその変形ロボだと思いますので、常にこのスタンスは守っていきたいですね。
ビークルモードです。
4輪はしっかりと地面に設置したうえで、コロ走行できます。
ボンネットの形状はローポリゴンのカーモデルっぽくなるよう意識しています。
あとできるだけカーブ(曲面)パーツは使わない方針なので、
あえてカクカクしたフォルムになっております。
変形機構をこのサイズに詰め込むので精いっぱいで、ミニフィグなどは乗せられません(泣)。
横から見たところ。
もっと側面が面一になるようにしたかったのですが、
変形機構のほとんどが集まってるので妥協しました…。
カラーリングについては
車の天面側を薄いグレーで、
下面を濃いグレーにカラーわけしています。
これはビークルモードのカラーリングもそうですが、
変形後のロボットのカラーリングにも影響してきます。
後ろから見たところ。
かろうじて車の体裁を保っているかと思います。
もうちょっとリアウイング周辺の剛性をなんとかしたいところですが。
ちなみに変形機構の都合もあり、
リア部分をトランクルームのように開くことができます。
中にはロボットモードの後頭部が収まっていますが…。
まったくどんな変形機構してるんやねん!と突っ込みたくなります。
正面から見たところ。
どうにか車しているかと思いますがいかがでしょうか?
もうちょっと運転席回りの幅を車幅にあわせられたらと
一度試しに組んでみましたが、
逆に微妙なフォルムになってしまったので、
戻してこちらのデザインに落ち着いてます。まあ人も乗ってないし運転席なんて飾りですから。
底面からみたところ。
スキマなくみっちり詰まっております。
これが展開されて変形するので、
車からロボット時の膨張が半端なくなります。
トランスフォーマー好きの御仁であれば、
この時点で大体変形が読めてしまうのではないでしょうか?
それでは変形行ってみましょう!
フロント両脇のタイヤハウス部分を展開します。
車の底面に収納されている下腕部を引き出します。
腕を引き出したら、肩ブロックごとサイドに逃がします。
リア部分を3つに割ります。
車体を「く」の字に折って、運転席部分に収まっているつま先を引き出します。
車体のリア部を展開して脚を作ります。
脛は2分割されておりまして、変形途中はこんな感じ。
リアバンパー部分(ひざ下)を
前述した可動リアウイングのなかに突っ込んで
脚部を形成するようになってます。
(パーツのテンションで引っかかるようになっているので、ポロリしない程度の保持力があります。)
上半身部の変形に戻ります。
フロントガラスの前にあったエアインテーク部分が可変用のアームになっているので、そこを分割して可動させ、肩ブロックごと、車のフロントサイド部分に持ってきます。
変形工程の初めに前輪のタイヤハウスを逃しましたが、
ちょうどそのスペースに肩ブロックが収まってくる
イメージです。
運転席をぐるりと180度回転させて
リア部分にあったロボットの頭部ブロックを、
フロント側に持ってきます。
一旦立たせて
フロントのボンネット部分が胸に来るように
90度折り曲げます。
この時点で、だいたいの完成形が見えてきましたね。
フロントグリル下部に収まっていたパーツを引き出して、
腰部分についているパーツとあわせ、
腹を構成します。
前輪を90度展開して、前輪ホイールが背中側に見えるように逃がします。
前輪を背中に逃がして空いたスペースに
腕をおろします。
首部を車体にロックして変形完了です!
ロボットモードです。
過去ブログで何度も同型モデルのバージョン違いを紹介していましたが、
もう一度構造から作り直して、プロポーションなどを改善しています。
過去の記事で紹介した時は、脇腹がスリムになるような変形も仕込んでいましたが、
今回は剛性優先ということでオミットしています。(こちらも後で紹介します。)
【可動箇所(変形用の可動箇所除く)】
●頭部:前後スイング・左右ロール
●肩部:上下スイング・上下ロール
●ひじ:上下スイング・左右ロール
●手首:左右スイング・指4本可動
●腰 :前後スイング・左右ロール
●股 :左右スイング・前後ロール
●ヒザ:左右ロール・前後スイング
●足首:左右スイング
変形込みのレゴ作品としては、破格の可動箇所かと思います。
よこ
うしろ
可動の影響にならないように
なんとかうまくタイヤやガワを処理できているかなと。
というかガワはほとんどないですね。
タイヤハウスの展開機構を入れたので、
以前までのバージョンのように可動を妨げるものが無く、
肩の可動が過去にもまして自由になりました。これは大きい。
バストアップ。
かなりごっついめのフォルムです。
脇をスリムにする変形も仕込めますが、
今回のバージョンは普及版ということでがっちりスタイルで。
ひざは90度くらい曲がります。
これくらいで十分かと。
股はこれくらいまでしか開きませんが、
ハイキックさせるつもりもありませんのでこれで満足です。自立が安定すれば良し。
なお、ごらんのとおり
足首は左右スイングが入っているので
設置性はなかなかのものかと。
ちょっと腰を沈み込ませた感じにするといい感じです。
グレーは写真映えしないなあ…。
というわけでもうちょっと進めた
「プロ版」がこっち
やはりこちらはヒーローロボっぽい感じがしますね。
昔はもっとカラフルな配色にしてましたが、ワンポイントの黒ラインを残しつつ、シンプルイズベストで極力色数を抑えた構成に変えました。
このパーツ構成のほうが商品化した際にお財布にやさしいということもありますし。
ちなみに前述したグレー版とは
●腹部の変形
●ウエストをスリムに見せる変形機構
が採用されている点が異なります。
こちらのパターンは
ビークルモードのがっちり感
(保持力)が気持ち低下してしまうという
デメリットがあります。
スタイリングをとるなら間違いなくこちらですかね。
ちなみにフェイスパーツはレゴの割れたパーツをリサイクルして切り貼りした自作です。
よこ
うしろ
カラーが変わると結構イメージも変わるものですね。
なおこのプロ版では、変形機構の都合で
フロントグリルのサイドにすこしはみ出し部分ができてしまいます。
デザインとしてこういうものという言い方も十分できますので、
個人的にはまあいいか的な感じですが。
底面から
以上、今回の事後報告でした。
twitterを始めるようになって
トランスフォーマー愛好家の方々からも
フォローをいただけるようになり、
その流れで当ブログに来ていただくケースも増えたかと思いますので、
今回はすこしボリュームを増やして解説してみましたよ。(あえてレゴ的な専門用語も使ってませんし。)
そういった方からこちらの作品群を見ていただき、
変形面について目が肥えた方なりの感想をいただけるのも楽しみかなと思ったりします。
どうでしょうか?ぶっちゃけ、欲しくなったりしちゃうんでしょうかね…(ドキドキ)
楽しみに待っております。
それでは。
【追記】
大きさ比較の目安として、ちょっと前に撮った写真がありましたのでアップしておきます。
(レゴロボのバージョンは今回紹介したものよりちょっと古い型ですが大きさは同じです。)
先日発売されたトランスフォーマー マスターピースMP12 ランボルのカーモードとの大きさ比較。
このランボルはランボルギーニ社の正式ライセンスをうけたカーモードに変形します。迷わず買い!の逸品です。
車高はともかくとして、大きさは同じくらいですね。
ロボットモード比較。後ろにはMP10コンボイも置いてみました。
マスターピースの面々と並べるにはいい感じです。
偶然にも共通規格なので
サイバトロン戦士の仲間に加えてほしいですな!
ちなみに大きさを合わせたわけじゃないですが、
コンボイVer.2のトレーラーの中にうちの子のカーモードも格納できます。
それではー。