第31章:今年もやりますアップデート!!~レゴ完全変形カーロボット2015改良版
こんばんは、DSK3です。
去年の年末から今年のはじめにかけて、最近のブログ記事はほとんどEGG関連ばかりだったのですが、ウチのメインはこちらの「変形シリーズ」ですw!
最近のブログ来訪者のほとんどが「ロボの作り方」を求めて来てくださる方ばかりなので、「他の記事も見てね!」って思いもありましてw
私自身、他人の作品や組み方などに殆どといっていいほど関心が無い人間なので、「よろしければのおすそ分け」くらいの気持ちで作り方公開したのですが…正直、これほど反響があるとは思ってなかったです^^;
■毎年恒例の行事を。
今まで紹介してきた作品群の中で、一番思い入れのある作品は何か?と聞かれたら、間違いなくコレ!と答えます。
「レゴ完全変形カーロボット」です。
大切ならちゃんと名前付けようね!と言われそうですが、もうちょっと頭数がそろったら、何か一つの世界観でまとめようと思ってますので、キチンと名前を付けるのはその時に楽しみにとってありますw
過去にも記事にしたことがありますが、このロボは私がレゴを初めたときから今に至るまで、ずっといじくりまわしている個体だったりします。
ウチのブログでは、変形モノ⇒可動モノ⇒フィグ乗りモノ…という感じで、制作テーマを順々にシフトさせて行っているのですが、
可動モデルやフィグ乗りモデルなどを作って、新たな発想や組み方を得、それらを変形モデルにフィードバックするというのが真の目的でもあります。
可動素体カトウ⇒フィグ乗りロボEGG3.0を経て、また変形モノにサイクルが戻ってきたというワケです。
そして、今回もそこそこの経験と成果を得て再び変形モデルに戻ってきました…。
一番大事な作品ではあるのですが、不満点もまだまだたくさんありまして…。
■可愛い子ほど手がかかるのだ。
私がこの作品に感じている不満を列挙するとこんな感じ。
■ビークルモード
1)フロントボンネットが長い。(ちょっとバランスが悪い)
2)ボンネットが面一になっていない。
3)変形機構優先であるため、見た目に妥協している部分が多い。特にフロント側面周り。
■ロボットモード
1)上半身の変形が複雑(タイヤ収納など)でプロポーションが犠牲になっている
2)胸のボンネットがでかい(やや写真映えしない)。
今回はその辺をまとめて直しちゃおうという試みです。
■ 殆ど変らないようでいて…
これが最新のアップデートバージョンとなります!
何だかんだで、大幅改修となりました。
上半身の胴体部分はほぼ一から組み直してますし、強度も上げてます。特に今回はビークル側に良い影響を与えたようです。
今回はなんといってもボディのコンパクト化に成功したことです。車体の厚みを変えることなく、フロントボンネット部分にカーブスロープを使用することができたのはかなり大きいです。
●ビークルモード
まずはビークルをいろんな角度から見てみましょう。
後ろから。
ちょい横。
お顔拝見。
旧バージョン(右・赤)と並べてみました。
ボクシーでゴテゴテした旧バージョンも良いですが、より流線型に近づいた新バージョンも良い感じですね。
組み方を一から変えたことで、前輪と後輪との間隔がタイル一枚分狭まり、ビークルの全長自体もタイル数枚分減っています。
※説明用に写真を増やしたいところですが、再現ビルダーさん対策として載せませんw
ボンネットが面一になっていなかった問題について。
以前はボンネット本体面と、左右のフェンダー面が凸凹してましたが、組み方を見直したことで面が一直線に。
その恩恵で、ボディ側面の不自然な空洞があったのをかなりの割合で埋めることができました。
(ボンネット上部の二つの穴はインテークですので、今回の場合は問題ではありません。)
ビークルのリア部後輪回り。
よりクルマらしいフォルムを意識して、あえてボリュームを増やしています。
また、ボンネットが長いようにみられた原因の一つとして、リア周りの見た目体積が少なかったということもありましたので、リアウイングなども大きくしてバランスを取ったつもり。
ボディからせり出したむき出しのタイヤを不満に感じていた方もいると思いましたので、タイヤ周囲のボリュームを増やし、リアフェンダーに見立ててみました。
これにより、クルマのシルエットも若干丸みを帯びた感じに変化したかと。
お次はロボットモードの紹介です。今回は変形工程は割愛します。興味があるかたは「変形動画」からどうぞ!
(特別編)動画で見る「レゴ完全変形カーロボット」 - DSK3の事後報告
●ロボットモード
写真では実感しにくいかもしれませんが、ロボットの胸の厚みがかなり減りました。
フロント部分の形状が箱型からなだらかな形状に変化したため、下からのアオリショットでも胸のでっぱりが顔を隠してしまうことなどが無くなりました。
アオリショットでの撮影が好きな私にとって、この改善はかなり嬉しいですw
ビークルのリア部分のボリュームアップに伴い、腰両脇のアーマーや脛部分に少し肉付けされ、ややむっちりしてます。
胸部のボリューム減少とも相まって通常のヒトの体型バランスにに近づいたともいえます。
旧バージョンとロボットモード比較。
やはり胸のボリュームが減ったことによる恩恵が大きいです。
新旧バージョンを横から。胸の厚みを確認してみてください。
旧バージョンも悪くはないですが、新バージョンのほうがより人間のシルエットに近づきましたね。
ただ一点だけ、
旧バージョンでは胴体内にまるごと格納していた前輪が、最新版では背中側に回す方式に戻っています(初期バージョンでよく見られた形です)。
胴体内にタイヤを格納するため、強度面にやや不安があったのと、胴体内部へのタイヤ収納スペースを確保するあまり、ビークルの見映えを損ねていたので、今回はバランス優先という事で変形簡略化&強度アップを選択しました。(次のバージョンでは良い手が見つかって格納タイプに戻っている可能性大…。)
可動スペックについては旧バージョンからほぼ変わらずですので、写真は少なめ。
前述したとおり、前輪がボディ格納⇒背中側に回すだけになりましたが、見た目にはあまり影響なさそうですね^^
万能な可動性能、というわけではありませんが、とりたいポーズはだいたいとれるという無難なラインです。
さて、今回はビークルの進化点が多かったという事で、他の変形ロボのビークルモードと比較してみました。
パトカーロボと。
マッスルカーロボと。
軽トラックロボと。
カーロボット(悪)と。
こうやって比べてみると、アレもコレも直したくなってきたぞ…!
以上、毎年恒例行事のご紹介でした。
私の自己満足に最後までお付き合いいただきありがとうございますw
今回ご紹介した最新バージョンは、後日変形動画でもご紹介する予定ですのでお楽しみに♪
なお、変形ロボシリーズの新作を現在準備中です。
2月中に投下する予定ですのでお待ちくださいませ。
■さて次回の記事ですが、
現在Twitterのほうで募集しております「EGG3.0のカスタム機体紹介」2回目となる予定です。
●EGG Ver.3.0の作り方はこちらの記事でご紹介してます。
【特別企画】オリジナルミニレゴロボ「EGG Ver.3.0」をつくろう!→その1:準備編 - DSK3の事後報告
●募集要項などはこの記事をお読みください。(記事の下の方です。)
EGG3.0 ヨツアシビースト誕生!&第二回EGGver.3.0カスタム作品募集開始! - DSK3の事後報告
●一回目のカスタム機募集結果(現在は終了)はこの記事をお読みください。
【特別企画】レゴ フィグ乗りミニロボ『EGG ver.3.0』みなさんのカスタムビルドご紹介! - DSK3の事後報告
いったいどんな機体が登場するのか、いまから楽しみですな!(募集期間は2015年1月31日の終日まで!)
それでは。