あけましておめでとうございます&EGGVer.3.0改良のススメ
あけましておめでとうございます。DSK3です。
今年もよろしくお願いいたします。
さてEGG3.0カスタム作品募集につきまして、そろそろ締切が近づいてまいりました。
#LEGO_EGG作ったよ ブログ掲載にあたっての一次締め切りを1月11日(日)いっぱいまでとさせて頂きます。※ver.3.0ベース&完成品優先での掲載です。数が集まればまた記事にしますので、引き続きよろしくお願いしますね♩ pic.twitter.com/y8UZbFAYqp
— DSK3(だいすけさん)@ (@DSK_3) 2015, 1月 4
ブログでの記事公開は12日の月曜日祝日とする予定です。お楽しみに!
(精神衛生上、ツイッターでブロックとかミュートとかを頻繁にしていますので、場合によっては投稿いただいても目に留まらない場合があります。(ハッケンした作品はなにかしらリアクションしています)その場合は申し訳ございません…。)
■EGG3.0の体型改善について
みなさんの投稿されるEGGの写真を見ると、
EGGが「棒立ち」の場合が多く、モッタイナイなあと思う時が多々あります。立ちポーズ自体がわるいということではなく、ちょっとしたポージングの工夫次第で同じ作品でもでもずいぶんと見映えが変わってくるという意味です。
といっても、普段ロボットを作っていなかったり、アクションフィギュアなどに慣れ親しんでいなければ無理もないことですよね。
ということで、さらにEGGをかっこよく見せるために、
○ポージングを工夫
○プロポーションを改良
の、以上2つの視点からちょっとした
改善ポイントをご紹介します。
これを実践してもらうと、
なぜEGGのパーツ構成がこのような構造になっているのか、なぜこう動くようになっているのか?などがわかってもらえるかもしれません。理解度を高めてもらうための記事です。
どこから目線じゃ!と怒られるかもしれませんがw、普段のレゴロボ創作の助けになることも書いてあると思うので(あまりこういうところに言及しているレゴブログもそう多くはないと思うので)一読いただいて損はないと思います。
●立たせるにしてもポージングを工夫
といってもなんのことはなく、実際に自分が立っているときの姿勢を再現するだけです。
●脚を軽く開く。拳と足のつま先とが縦一直線になるくらいに開くとよいでしょう。
●足首の関節を使って、足裏がを上の写真のように「ハノ字」になるように開いてみてください。
●この状態で足裏がきちんと地面につくように立たせてみてください。そうすると、
体のヨコのラインが上の写真のようになります。(脚(股関節から下)のラインが、横から見て若干後方に傾いているのがお分かりかと思います。)
●そうすると、なにげに「脚をきちんと大地に踏みしめて立っている」ポージングになると思います。
このとき、若干ですが肩を後ろにそらせて軽くひじを曲げるとさらによくなると思います。
もともと原作者の私が普段からそういったポージングをさせるクセがついてしまっているため、おのずとロボットの付け根や関節の位置だとかが《立たせた時の見栄えがよくなる組み方》をしているため、EGGは「素立ちだとカッコ悪く」なってしまうのです。
ミニロボとはいえ、立体物としての可愛さとカッコよさの両方を発揮できるモデルだと思っておりますので、いろいろ弄って遊んであげて下さいね。
★撮る角度にも意味がある。
あと、これはEGGだけに限ったことではありませんが、
●ロボットならではの巨大感をだしたい⇒「視点を低めにしてアオリ気味で撮る」
●メカニックとしての情報量を見せたい⇒「ななめ上方から見下ろし気味に撮る」
●正面からの撮影はなるべく避ける(被写体が平坦に見えてしまう。奥行きが感じられる角度で撮るとよい)
ということも意識しておくといいかもしれません。
そういう視点で他の記事などを観ていただくと、掲載されているロボットの写真は殆どアオリですね。逆に乗り物系は俯瞰にしてたりとか…。個人的な好みではありますが、作者によって撮影スタイルの一貫性があることに気付いていただけますと幸いです。
●プロポーションを改良する
今回は組み方までを紹介という事で、
やはり「コストを抑える」というのが大前提にありましたので、組み方記事のほうでは、本来100%意図した組み方にできませんでした。
もうちょっとコストをかけても良いかな?という方は、
強度と情報量の向上、そして前述したポージングのテクニックを駆使しなくても立ちポーズが様になる改良をご紹介しておきたいと思います。
これが作り方記事のほうでご紹介したモデルです。
ここでポイントなのが、「肩の付け根と足の付け根が同軸線上」ということです。
私の主観ですが、肩の位置は脚の付け根よりやや後方にあったほうが体型がよく見えると思っています。
今回組み方を簡単にするため、この辺を省略してしまったのが多少心残りでした。
では、こちらを改善してみましょう。
肩の位置を一ポッチ分後方にズラして組んでみました。
組み方はこんな感じです。実際に組んでみるとわかるかもしれませんが、こちらの組み方のほうが段違いに組み方の強度が上がります。心もとなかった3×1のタイリング部分も、4×1のタイルに差し代わることでより強固になります。
※その際、後頭部にある4×1・2×1のブラケットを2×1・2×1のブラケットに差し替えてください。そうしないと肩が上がらなくなります。
この関節配置を以って、前述のポージングの工夫で書いた「ひじを軽く前方に曲げる」を心がけること、おのずと「胸を張って力を込めて立っている」ドッシリとしたポーズが取れるようになります。
あと、コミカルさを出したいのであれば、オナカ部分を写真のように少し膨らませるとよいかも。
デフォルメ体型のロボなので、地面に向かって台形状に広がっていくシルエットにすると、重心が安定して見た目の安心感が上がります。前述した「脚を開く」のもそういったことからです。
おなかの前垂れ部分は可動式になっているので、ハッチを開いた際のスタンドにもなるかとw
メカニックロボとしての説得力もちょっぴりアップしますしねw
そして個人的にずっと気になっていた足首部分のボリュームについてですが、やはりEGGVer.2の足のほうが適しているようです。
2×1のクリップつきのプレートを持っている方は少ないかなと思いまして、組み方記事のほうでは1×1のクリップつきプレートを使いましたが…。
こっちの方が強度もありますし足首まわりのスカスカ感もカバーできますので、もしパーツに余裕があればこちらをおススメします。
なにより1×1のクリップは「クリップ部分の消耗が早く割れやすい」というのがあります。2×1のクリップのほうが後発のパーツの為、設計が違うのか「壊れにくい(壊れたことが無い)」ので♪ 私はできるだけこちらのパーツを使用するようにしているのです。
こちらは肩の位置を調整せずにオナカだけ太らせたもの。これでもイイかもw
と、いうことで後出し的になってしまい申し訳ありませんが、以上を追加補足記事とさせていただきます。
今回のEGG3.0の記事については、だいぶ拡散されたのか割と反響も多く、
日本はもちろん、アジアや北欧・中南米やロシアなど様々な方が当ブログに来訪いただいておりまして、原作者としても嬉しい限りです。
色々工夫して自分なりのカスタマイズに挑戦してくださいね!
それでは。