第14章:変形前後のギャップを楽しむという試み を事後報告
こんにちは。DSK3です。
前回の記事で「レゴはしばらくおやすみ」と書いていたのですが、それが逆によくないことだとわかりました。
レゴに手を触れない代わりに、モーレツに「脳内ビルド」してしまう癖がついてしまい、ついには頭の中で一体組み上げてしまったのです。
仕方がないので、一度はしまったレゴの収納箱を引っ張り出し土日で具現化してしまいました…。
というわけで、ほぼ一晩で完成したレゴ変形ロボの新作のご紹介です。こんなはずではなかったんですけどねえ…。
やりたいことがほかにもいっぱいあるんですけどねwとほほ。
さて今回はタイトルにも書いたとおり、変形前後のフォルムのギャップを激しくしてみようということで進めてみました。
最近は働く車系の変形モノが連続していましたが、今回はスポーツカータイプです。
あまり車には詳しくないのですが、ダイアクロンとかミクロマンなどの変形おもちゃの影響でしょうか、80年代のフェアレディZなどのデザインラインが好きなので、フロントの形状とかはモロにそんな感じになっていますね。
過去に作った変形カーロボとはまた趣をかえた、スポーティなラインを目指してみました。
カーモード4面です。
フロントビュー(左上):
シルエットを大事にしたかったので、あえてこざっぱりなデザインにしています。フロントグリルの中央、ワンポイントの突起は、2×1,2×1のスムーズヒンジです。いつもは変形関節などに使っているパーツですが、珍しくディテールとして使ってみましたw
今回は1色で組んでいますが、本来ならグリルは色分けする部分ですので、パーツ分割もあらかじめそれを想定して組んでいます。
バックビュー(左下):
やはり変形のしわ寄せというのはリア部分に出てしまうものですね。ですが、できるだけそれっぽく仕上げたつもりです。とどめはリアウイングでシルエットをごまかす始末。これでいいのだ。
サイドビュー(右上/右下):
ここはもう…今回に限っては仕方がありません。今後の調整でもうちょっとごちゃごちゃ感を減らしていければと思います。
最近フロントガラスやボンネットなどにスムースカーブのスロープを使うようになってきました。ここぞという時にポンポイントで使ったりすると効果的だと思うのです。
本来はもう1ポッチ分車高を下げたいところですが、腕の変形に影響してしまうので今回は妥協しました。
このフロントボンネットが大き目のボディで、ボンネットのツルツル感を一度出してみたかったんですよねえ。
さて、カーモードはこれくらいにしておいて変形プロセスです。
ちょっと前に紹介している、小型運搬車ロボのときに作った変形用スイング関節に再び登場してもらいました。
…この白い部分のパーツ、早く新灰色で出ないかなあ…。ハッキリ言って統一感ないのが気になってしょうがないので、どうにかこのパーツの使用をさけた組み方を模索してみたのですが、時間的に無理でした。
変形はシンプルですが、パーツの移動は大胆です。なんせ、
車体前部⇒両腕と胴体
車体後部⇒頭と脚部
ですらかねw
一言でいえば、車体前部の装甲を車体後部のフレームが着込むようなイメージです。
車体前部と後部をつなぐ変形用のフレームを開発したおかげで実現可能となりました。この組み方はナイショです。
さて!ついに
スポーティなビークルからズングリとした体型のギャップ全開なロボが誕生しましたよw
今回は体型が体型なので、拳をハンマーっぽくしてみました。(今回は指はオミットしちゃいました。パーツないしw)
拳部分はビークル時にフロントバンパーになっている部分なので、変形前後で似たような役割を持っているので統一感あるかと思いますよ。
■2014年追記アップデートしました。最新版にして決定版!
【第27章】ドスコイ兄弟新生!後編:レゴ完全変形パトカーロボ-解説編 - DSK3の事後報告
今回は写真のアングルにいろいろ気を使います。
煽りアングルか、俯瞰アングルがイケてる角度なのかと。
頭部については、軽トラックロボの派生形な感じですね。
あちらは少々アゴが特徴的でしたが、今回は、口元のあたりのパーツの分割線がちょうど口をムッと引き締めているように見えるので、いつもムスッとしている印象がありますね。キャラ付けって大事です。
軽トラックロボが好評だったのもキャラが立っていたからかもしれません。
なんかに似ていると思ったら、トランスフォーマープライムに出てくるバルクヘッドっぽいんですね。憎めない感じ。
こういった体を大きく見せるポーズが非常に決まります。
一応…ですが、立て膝もできますよ。
片足立ちもこの通り!体型がこんな感じなので、コミカルなポーズも似合いますねえ。
大きさはこのくらい。
なんだかどんどん小型化の傾向にあります。
ビルドするうえで、最後まで残すべきところと捨てるところ、それぞれの割り切り方がわかってきたからかもしれません。
今回もかなりお気に入りのモデルになりましたよ。
初めて指を取っ払ってみたのですが、こういった割り切りも時には功を奏するものですね。代わりにキャラ性を手に入れることができました。
ガオーン!
わが人生に、一片の悔いなし!
生まれたばっかりで死ぬなよ…。
4輪ビークルからのレゴ変形ロボもこれで5体目、ほかのモデルと合わせた写真は後日改めてアップします。
…なんか文章量がとんでもないことになっているのに気が付いました。
さて、幸か不幸か、
これを作ったおかげで、ウチでにあるメインのパーツのストックがなくなったんので、新作を作ろうにも作れない状態になりました。
今度こそお休みに入れそうな予感がします…次の給料日までしばらくパーツを補給しないようにようにしよう…。
それでも無理やりパーツをねん出して作りそうな予感もしますがw
それでは。